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ログハウス全塗装について!塗装会社の選び方についても徹底解説!

中川社長。
以前、ログハウスのメンテナンスのお話の中で「再塗装」について教えてもらいましたが、「全塗装」とどう違うんですか?
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
ログハウスの再塗装は、個人のできる範囲でこまめに行い、全塗装は専門業者に依頼します。
今回は、全塗装について、知っておいてほしい知識や塗装会社の選び方 についてお伝えしますので、ぜひ読んでください。

 

ログハウス塗装の必要性ついて

綺麗に塗装されたログハウス

代表 中川
代表 中川
まず最初に、ログハウスのメンテナンス「塗装」の必要性について改めてお伝えします。

 

■ログハウス塗装の必要性
・ログハウスの塗装は、木材を長持ちさせるために欠かせない作業。定期的な塗装が必要
・塗装は木材を保護し、美観を保つために重要
・紫外線や雨風、湿気などの外部環境から木材を守る
・塗装をしないと木材が乾燥したり、湿気を吸い込んだりして、ひび割れや腐食の原因となる

やはり塗装をしないとせっかく建てたログハウスが劣化しちゃうんですね。
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
塗装を行うタイミングは、再塗装は3〜5年
全塗装は5年〜10年を目安に行うことをおすすめしています。
再塗装については下記の記事をご覧ください。

 

 

ログハウス全塗装の流れ

外壁・屋根の高圧洗浄

全塗装を専門業者に依頼した際は、どんな流れで作業を進めるんですか?
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
下記が全塗装の流れです。
流れと一緒にポイントも明記しました!

 

項目 内容 ポイント
1 洗浄 足場の設置後、ログハウスの外壁を高圧洗浄機で洗浄し、汚れやほこりを除去する。 水圧を調整して木材を傷めないように注意
2 下地処理 ひび割れや傷を補修する。木材の状態を整える。 状況に応じて、補修またはログハウス建築会社に相談する。
3 塗装 養生を行った後、ログハウス専用の木材塗料を塗る。最低でも2回塗り重ねる。 均一に塗布し、塗りムラがないようにする。
4 仕上げ 最終的なチェックと仕上げを行い、塗装が均一に仕上がっているか確認する。 隅々まで塗料が行き渡っているか、最終チェックを怠らず、仕上がりの品質を確保する。
洗浄・下処理・塗装・仕上げ…これは大変だ!
これだけの作業を家全体に行うとなると、やっぱり専門業者にお願いする方がいいですね。
ログハウス相談者
ログハウス相談者

 

NG!おすすめしない塗装会社とは?

早くて安いが売りの会社

代表 中川
代表 中川
それでは、全塗装の仕上がりを左右する塗装会社の【おすすめしない】選び方をお伝えします。
下記のような基準で、選ぼうとしていたら要注意ですよ!
それは、見逃せませんね!
ぜひ、教えてください!
ログハウス相談者
ログハウス相談者

 

NGな理由①「早くて安い」が売りの塗装会社

代表 中川
代表 中川
1つ目は「早くて安い」ことを売りとしている塗装会社です。
「早くて安い」なら言うこと無しだと思いますが、どういうところが良くないんでしょうか?
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
「安くて早い」には理由があります。
洗浄を省略したり、塗料を1度塗りで終わらせるなど、短期間で作業を終わらせることがあります。
結果的に、塗装の耐久性が低くなります。

 

NGな理由②ログハウスの特性を知らない会社

代表 中川
代表 中川
2つ目はログハウスの特性を知らない塗装会社です。
ログハウスは一般的な住宅とは異なり、木材の特性や構造に独自の特徴があります。
下記を考慮した塗装を行わないと、残念な仕上がりになるかもしれません。

 

■適切な洗浄方法
ログハウスの特性を知らない塗装会社は、適切な外壁洗浄方法を理解していないことが多いです。
例えば、ノッチ(ログハウスの角の部分)に高圧洗浄機で水をかけると、水が侵入しやすくなり、内部に水跡ができてしまうことがあります。
また、木材自体が高圧に弱いため、過度な水圧で洗浄すると木材を傷めてしまう可能性があります。

 

■不適切な塗料の選定
ログハウスには専用の木材塗料が必要です。
ペンキなど一般的な外壁塗料はログハウスには適していません。
ログハウスの特性を知らない塗装会社は、こうした専用塗料の重要性を理解せず、不適切な塗料を使用する可能性があります。
結果として、塗装が長持ちせず、木材が早期に劣化してしまいます。

 

■メンテナンス知識の不足
ログハウスの塗装には、塗装前に木材の状態をしっかりと点検し、必要な補修を行うことが重要です。
ひび割れや傷を適切に補修し、塗装することで長持ちするログハウスになります。
こうしたメンテナンスの重要性を理解せず、十分な補修を行わず、塗装を行うことはログハウスの劣化につながります。

 

確かにログハウスは、一般住宅とは違う特徴がいろいろありますよね。
でも、塗装を依頼する際に、ログハウスについて詳しい会社を選ぶという発想はありませんでした!
ログハウス相談者
ログハウス相談者

 

おすすめの塗装会社「ログハウスの知識がある」

マシンカットログハウス

では、ログハウスの全塗装を失敗しないため に、どのような塗装会社を選べば良いのでしょうか?
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
それは、先ほどの【おすすしない】選び方とは逆!
ログハウスの知識があり塗装実績のある会社です!
その理由は3つあります!

 

おすすめの理由① 適切な洗浄を行う

ログハウスの木材は外部環境にさらされるため、洗浄時の水圧調整が非常に重要です。
ログハウスに詳しい塗装会社は、木材を傷めないように適切な水圧で洗浄し、表面のゴミや汚れを効果的に取り除くノウハウを持っています。
また、木材の表面を清潔に保つことで、塗料がしっかりと定着し、長持ちする塗装が可能となります。

 

おすすめの理由② 専用塗料を使用する

ログハウスには専用の木材塗料を使用する必要があります。
一般的な外壁塗料では、木材の劣化を早める可能性があります。
専門知識を持つ塗装会社は、ログハウスの特性に合わせた専用塗料を選定し、適切に塗布します。
最低でも2回の重ね塗りを行うことで、木材をしっかりと保護し、耐久性を高めることができます。

代表 中川
代表 中川
ログハウスの塗装におすすめの塗料について説明している記事があります。
ぜひ、合わせて知識を深めてください。

 

 

おすすめの理由③ 細部への配慮がある

ログハウスの塗装には細部への配慮が欠かせません。
ノッチ部分や接合部など、特に水が入り込みやすい箇所には注意が必要です。
専門的な知識を持つ塗装会社は、これらの箇所を確認して補修。
時には、ログハウス建築会社に連絡するようアドバイスをくれます。
塗装前に必要な補修を行うことで、木材を守ります。

 

同じ塗装会社でも、ログハウスについて詳しいかどうかだけで、これだけの違いがあるんですね!
一般的な塗装会社だと難しそうだ…
ログハウス相談者
ログハウス相談者

 

ログハウス塗装会社メリット・デメリット比較表

ダークグレーカラーのログハウス

代表 中川
代表 中川
塗装会社の選び方は、あくまでログハウスの全塗装をした場合です。
下記に塗装会社の比較表をご用意しました。
一般的な木造住宅であれば「安くて早い」塗装会社でも十分という家は、もちろんたくさんいらっしゃいます。
ただ、ログハウスに関しては、費用はかかるかもしれませんが、きちんとログハウスの知識がある塗装会社に依頼した方が、より美しく長持ちするため最終的にはお得と言えると思いますよ。
メリット デメリット
ログハウスに詳しい塗装会社 ・ログハウスの特性を理解した洗浄、塗装を行う
・適切な塗料や方法を使用
・メンテナンスにも配慮してくれる
・高品質な仕上がり
・価格が高め
・作業に時間がかかることがある
・適切な塗装会社探すのに時間がかかる
一般の塗装会社 ・価格が安い塗装会社がある
・作業が迅速で短期間で仕上がることが多い
・ログハウスの特性を理解していない可能性がある
・工程を省くことがある
・使用する材料が適切ではなく、塗装の耐久性が低い場合がある
・メンテナンスや補修に対する配慮が不足している可能性がある

 

 

全塗装と一緒にログハウスの点検もしよう!

外壁塗装をするため足場をくむログハウス

代表 中川
代表 中川
前述にもありますが、せっかく塗装会社に依頼をして足場を組むなら、ログハウスの点検も一緒に行いましょう!
ログハウスに詳しい塗装会社でれば、対応してくれることでしょう。
必要な修理や補修も同時に行うことで、ログハウスをより長持ちさせることができますよ。
ログハウスの全塗装は、家の点検でもあるんですね!
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
塗装時には点検・メンテナンスも一緒に行うのが基本です。
足場があると生活に少し不便ですが、洗浄後に一度塗り、乾燥後に再度塗り重ねることが重要です。
そして、その間に必要なメンテナンスを行う。
足場は最低でも2〜3週間かかります。
塗装作業が止まることもありますが、足場代は1週間延長しても大差ないので、しっかりと確認しながら作業を進めることが重要です。
5〜10年に一度のことです!
家をしっかりメンテナンスしてもらい、綺麗で長持ちすることを思えば全然大丈夫ですよね!
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
足場のある期間は、ぜひご自身でもログハウスを確認してください。
気をつけてステップを使って上がり、屋根の状態などを直接見てることで、補修の必要性を判断できますよ。
そんな時、やっぱりいい加減な足場ではできません。
しっかりした足場を設けてくれる塗装会社に依頼して、大切なログハウスのメンテナンスしてください。
滅多に見ることができない、ログハウスの屋根や2階の壁が見られるなんていいですね!
足場に上がれるかは、依頼した塗装会社に確認して、安全確認してから上がることが大切ですよね。
ログハウス相談者
ログハウス相談者

 

ログハウス全塗装についてまとめ

■ログハウスの塗装は、木材を長持ちさせるために欠かせないメンテナンス。定期的な塗装が必要
■ログハウスの再塗装は、3〜5年個人のできる範囲で行い、全塗装は5年〜10年で専門業者に依頼する
■全塗装の流れは、洗浄・下処理・塗装・仕上げ
■NG!おすすめしない塗装会社
①「早くて安い」が売りの塗装会社
②ログハウスの特性を知らない会社
■おすすめの塗装会社「ログハウスの知識がある」
① 適切な洗浄を行う
② 専用塗料の使用する
③ 細部への配慮がある
■全塗装と一緒に家の点検も行うことで、長持ちするログハウスになる
塗装会社はどこに依頼しても同じかと思っていましたが、ログハウスに関しては塗装会社選びは重要ですね!
また、今日教えていただいたことを頭に置いて、塗装会社にいろいろ確認できるそうでよかったです!
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
ログハウスライフを楽しむには、メンテナンスは切っても切れません。
安易に選んだ塗装会社に丸投げするのではなく、会社選びからしっかりすることで、きっと失敗しない全塗装になりますよ。
その他ログハウスの魅力や特長について、お伝えしているページがありますのでこちらもぜひ合わせて読んで理解を深めてください。

 

Author Profile

中川 信治
夢木香株式会社 代表取締役

1988年ログハウスメーカー 夢木香株式会社を創業 。ログハウスをつくり続けて30年以上、建築数は900棟を超える。
ログハウス / 個性派住宅 / 店舗内装 設計施工・薪ストーブ販売など多岐にわたるサービスを提供。
お客様の夢や想いをカタチにするため、日々最新の素材や技術を積極的に取り入れ品質向上に努める。
日本ログハウス協会 特別賞・日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー 優秀賞など数々の賞を受賞。

夢木香株式会社 代表取締役
中川 信治

1988年ログハウスメーカー 夢木香株式会社を創業 。ログハウスをつくり続けて30年以上、建築数は900棟を超える。
ログハウス / 個性派住宅 / 店舗内装 設計施工・薪ストーブ販売など多岐にわたるサービスを提供。
お客様の夢や想いをカタチにするため、日々最新の素材や技術を積極的に取り入れ品質向上に努める。
日本ログハウス協会 特別賞・日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー 優秀賞など数々の賞を受賞。