目次
■まだ塗装がきれいにのっている時に行います。目安は3年〜5年です。
塗装は紫外線や雨、さらに腐敗菌から家を守る保護膜を作ります。
その保護膜が時間の経過や環境の影響でどんどん薄くなってしまうため、外壁がダメージを受け劣化します。
そのため、早い段階で塗装を上塗りして紫外線や雨に強い家を作りましょう。
再塗装の 目安の3〜5年。これは排気ガスや粉塵の影響が少ない場合です。
保護膜が厚い内・また住宅環境が交通量が多い・雨の多い地域などは3年で一度塗装をした方が良いです。
塗装を行うのが遅い状態
・塗装が剥がれてきた。
・さらに木が腐り始めてきた。
この段階での塗装は遅いためご注意ください。
■デッキ部分
■1階の桁の部分から下
(桁とは柱の上に横倒した、建物を支えるための部材)
基本脚立を使用して手の届く場所はご自身で塗装をすることができます。
一度に家一軒全てを塗装するのではなく、場所を区切って順番に行っていただけば大丈夫です。
1階デッキ部分は人の出入り多く、また軒がなく雨に打たれやすい箇所のため劣化が早いです。
定期的に再塗装することをおすすめします。
そして1階ほど高い頻度で塗装をしなくても大丈夫な2階部分は、足場を組まないと塗装できないため業者に依頼しましょう。
個人と業者で塗装を行うことで耐久性の高いログハウスになります。
■一度に2〜3回塗ることが望ましいです。
再塗装をし、乾いたらその上からもう1回上塗り をしましょう。
余裕があればさらにもう1回上塗りすることをおすすめします。
先ほどもお伝えしましたが、一度に全部の塗装を行うのは大変なため場所を区切って順番に行うのが良いです。
■塗料
ペンキなどではなく、上質な水性塗料を使用します。
水性塗料はシンナーなどで薄める必要がなくそのまま使用できるため、人にも環境にもやさしい塗料です。
基本はログハウスを建てた際、最初に塗った塗料と同じ物を使用するのが原則です。
同じ塗料でも上塗りをするため1度目より2度目、2度目より3度目の方が濃く色が出ます。
そのため最初と同じ色にしたいとお考えの方は、前回の塗料より少し薄い色を選ぶとよいかもしれません。
また以前は、ログハウスの木目がきれいに見えるように半透明の塗料を選ばれる方は多かったです。
その場合、木目はきれいに見えますが紫外線に強くないため劣化が早いデメリットがありました。
現在では木目は見えなくなりますが、カラー塗料を選び上から塗り潰す手法 を選ぶ方が増えました。
また塗り潰しのメリットとして、前回のカラーとは違う色を上から塗ることができるためログハウスのカラーコーディネート楽しむことも挙げられます。
メリット | デメリット | |
半透明塗料 | ・木目がきれいに見える | ・紫外線に弱く劣化が早い |
カラー塗料(塗り潰し) | ・カラー塗料の方が皮膜が厚い ・紫外線・雨水などに強い ・毎回カラーを変えた塗装ができる |
・木目が見えない |
■ハケ
1,000円〜2,000円以上する上質なハケが良いです。
上質なハケは保水力が高いため1回つけると、たっぷり塗料を含みきれいに塗れます。
そのため効率的に作業が行えます。
■養生を丁寧に行う
塗装や工事をする際に、窓やドアなど傷ついたり汚れないためにする養生することが大切です。
養生をスムーズに行うために、養生シートが必需品です。
中でもテープのついた養生シート「マスカー」が便利です。
「マスカー」は数百円でホームセンターなどで販売しています。
そして養生する際につい忘れてしまう箇所が、基礎部分です。
基礎に塗料がつくと目立ちますので、ぜひこちらもしっかり行ってください。
1988年ログハウスメーカー 夢木香株式会社を創業 。ログハウスをつくり続けて30年以上、建築数は900棟を超える。
ログハウス / 個性派住宅 / 店舗内装 設計施工・薪ストーブ販売など多岐にわたるサービスを提供。
お客様の夢や想いをカタチにするため、日々最新の素材や技術を積極的に取り入れ品質向上に努める。
日本ログハウス協会 特別賞・日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー 優秀賞など数々の賞を受賞。
1988年ログハウスメーカー 夢木香株式会社を創業 。ログハウスをつくり続けて30年以上、建築数は900棟を超える。
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お客様の夢や想いをカタチにするため、日々最新の素材や技術を積極的に取り入れ品質向上に努める。
日本ログハウス協会 特別賞・日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー 優秀賞など数々の賞を受賞。