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今建てる?それとも数年後?ログハウスを建てるタイミングとは?

ログハウスそろそろ建てたいなと思いますが、最近 物価の高騰に伴い、住宅価格も上がっていると聞きます。
落ち着くまで待った方がいいんでしょうか?
それとも、今後もどんどん値上がりするのかな…
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
そうですね。
未来は誰にもわかりません。
でも個人的な意見としては、欲しいと思った時・建てようと思った時が建て時だと思います。
え?それはなぜですか?
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
商売だからというわけじゃないですよ。笑
建てるご予定ありましたら、早めに建てた方がよい理由が3つあります。
これから家を建てようとお考えの皆様に関係する内容です。
ぜひ最後までご覧ください。

 

ログハウスを建てるなら今!その3つの理由

代表 中川
代表 中川
結論から申し上げると
・価格の値上がりは簡単には下がらない
・2025年「省エネ住宅の義務化」
・2025年「四号特例縮小」
こちら3つが理由です。
なんだか難しそうなお話ですね。
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
順番にご説明しますので、ご安心ください。

 

理由1・家の価格はすぐには下がらない

代表 中川
代表 中川
2022年 物価が高騰し様々な物が値上がりしています。
住宅建築業界においても例外ではありません。
住宅は様々な資材の集合体です。
木材の価格が落ち着いたから家の価格が下がるか…というと、そうわけではありません。 

値上がりしている建築資材(一例)
・鉄筋、板金類
・コンクリート
・サッシ
・住宅設備
・建築資材
・電設資材
・ガラス製品 など

代表 中川
代表 中川
これらもウッドショック・コロナウィルス・燃料の高騰・世界情勢の影響などで2022年以降も値上がりしています。
確かにログハウスだから木の価格が落ち着つけば、また安く建てられるかも…と思っていましたが、そう単純な話ではなさそうですね。
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
未来はどうなるかわかりませんが、建築費用の値下がりを待つのは得策ではないかもしれませんね。 

 

理由2・2025年度施行「省エネ住宅の義務化」

代表 中川
代表 中川
次に、2025年度から省エネ基準適合化が義務付けられることが理由の2つ目になります。
省エネ基準適合化の義務付け?
どういうことですか?
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
簡単にご説明すると今まで300m2未満の住宅は説明義務で済んでいました。
しかし、2025年からは国が定めた省エネ住宅の基準を守って建てないといけません。
その土地にあった断熱性能の住宅を建てないと法律違反になるんです。 
ログハウスは断熱性能が低いんですか?
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
そんなことはないです。
ログハウスに関しては、以前もお伝えしましたが断熱性能は良く、実際住んでいる方からも快適 というお話をよく聞きます。
フィンランドのような北欧の寒いところでも、ログハウスは建てられていますからね。
しかし、日本ではログハウスの断熱性能を数値化するとなかなかデータが取れにくいのが現状です。
そのため基準をクリアするために、もっと厚みのあるログハウスにしなくてはいけません。 

 

これから建てるすべてのログハウスの材料が厚くなるんですか?
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
そんなことはありません。
下記の地図のように日本を「8地域」に分けています。
北海道が「1地域」、沖縄が「8地域」となっていますね。
このエリアは、市町村ごとにも細かく分けられています。
ログハウス120mm〜130mmぐらいの厚みでしたら、「8地域」から「3地域」までは今のままで基準をクリアできます。
しかし「2地域」ですと実際に住むとそう感じなくても、数値がクリアできないとログ材をもっと厚く、また床や天井も断熱性能を上げて基準をクリアしなさい。ということになりますと、コストアップに繋がってしまいます。

※引用元:建築省エネ気候

建てる地域によっては、断熱性能を上げなくてはいけなくなるため、その分費用がかかるというわけですね…
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
「2地域」は東北地方だけではなく、軽井沢や長野の一部もあります。
性能は必要以上にはいらないと考えていますので、法律が施行される前に建てるのがよろしいのかなと思います。

 

理由3・2025年度施行「四号特例の縮小」

代表 中川
代表 中川
理由3つ目は、2025年度施行「四号特例の縮小」です。
またまた難しそうなお話ですね…
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
「四号特例」とは、特定の条件を満たした建物は、建築確認申請(建築前に都道府県や市に提出する必要書類、建築基準法に沿っているかを確認)などを省略できる特例です。
その「四号特例」に今までは一般住宅が該当していました。
そのため、一級建築士がきちんと設計した上「梁はこれくらいの太さで大丈夫。」「垂木はこれでいきましょう。」と独自に合格ラインを決め建築確認申請を行えば、国から建築の許可がもらえる。という流れが一般的でした。
そうだったんですね。
これからはどうなるんですか?
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
一級建築士が問題ないと申請している建物でさえ、これからは「構造計算」をしなくてはいけなくなります。
「構造計算」とは、建物の安全性を確認する計算です。
一級建築士でも簡単にできるものではないため、専門家に依頼します。
でも、安全性を確認するための計算を行うのは良いことですよね!
構造計算のできる専門家に依頼をすれば良いということですか?
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
そうですね。
ただ依頼をすることにより、
専門家に依頼する費用が発生する
・一級建築士が設計した内容を構造計算した際に、材料をより丈夫なものに変えるよう指示があれば材料費がさらに発生する
・専門家に構造計算をしてもらう期間が必要
タイミングによっては、同時に大量の物件の構造計算依頼が入ると順番待ちということになり数ヶ月待たないといけない…ということも起こり得る
・専門家に作成してもらった構造計算の書類内容に、予算面や材料面で相談しなくてはいけないとさらに費用と時間が発生する
ということが今後起こると考えられます。
これもまた専門家に依頼すれば良いという単純な話ではなさそうですね…
ログハウス相談者
ログハウス相談者

代表 中川
代表 中川
昨今地震などの災害が多いですから、国土交通省は一般住宅も大きな建物と同じように構造計算をして安全性をきちんと確認してください。という意図だと思います。
それはとても良いことだとは思います。
ただ、今までも一級建築士がしっかりと設計し安全性の高い家づくりを行なっていた中で「四号特例の縮小」により、余分に手間と費用が発生するお話になるので、これらを踏まえても早めの家づくりをおすすめします。 

※300m2以下のコンパクト住宅は2025年度以降も構造計算と壁量計算など四号特例が適応される場合があります。

2025年建築業界ではいろいろ変化があるんですね。
そういった情報を得た上で、家づくりのタイミング考えないといけませんね。
ログハウス相談者
ログハウス相談者

 

住宅価格値上りに伴う夢木香の取り組み・ご提案

2022年国産ヒノキを使用したログハウス

代表 中川
代表 中川
家は人生の中で一番大きな買い物です。
これから家づくりをされる方々の費用面などのご心配よく分かります。
夢木香としてもお客様が理想のログハウスを建てられるためには、どうしたらよいか・出来ることはないだろうかと常日頃考えています。
そして、外国産の木材(フィンランドパイン・欧州アカマツ)の輸入を現在は辞めました。
そして国産ヒノキを使用。
そうすることで、木材に上乗せされる輸送費が発生しないため、高い値段の外国産木材を使用しなくてもすみます。
また森林資源の豊富な日本。
国産木材を使用することで、地産地消・SDGsにも繋がります。 

※現状の措置のため、今後の状況により木材輸入再開する可能性があります。

国産の木材を使用したログハウスはいいですね!
ログハウス相談者
ログハウス相談者

 

コンパクトでお値打ちな理想のログハウスづくりのご提案

代表 中川
代表 中川
また現代は見栄えのいい大きな家を建てるより、自分たちの暮らしに合った住まいを建てる時代です。
限られたスペースでも無駄を省いた間取りを考え、優雅に住めるプランはあります。
例えば…
・子供部屋は三帖にして、勉強やテレビ鑑賞は家族とリビングで行う
・廊下をつくらず、キッチンやリビングにする
このようにコンパクトな家でも設計次第で、理想な家づくりができ、そしてコストダウンにも繋がります。
確かに永く暮らす家、何十年先 夫婦2人になった時まで考えればそんなに大きな家は、僕はいらいなかも…
それより好きなモノや大切な家族に囲まれた暮らしがしたいです。
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
ぜひログハウスを建てる際は、設計士に想いを伝えてください。
しっかり相談し、理想の家づくりを予算内で建てることが大切です。

私たちもいつまでも安心して快適に暮らせるよう、お客様の想いとその土地に合ったプランをご提案いたします。
ですので、建てるなら数年後じゃなく今。
そのきっかけは2025年。
そんなお話をさせていただきました。

 

ログハウスを建てるタイミングまとめ

■ログハウスを建てるなら今3つの理由
理由1・家の価格はすぐ下がらない(住宅は木材だけではなく様々な資材の集合体)
理由2・2025年度施行「省エネ住宅の義務化」(1・2地域の方該当)
理由3・2025年度施行「四号特例の縮小」(構造計算が必要になる)
■夢木香の取り組み
国産木材を使用(2022年9月現在)
コンパクトでお値打ちな理想のログハウスづくりのご提案
目の前の住宅価格の値上がりにどうしたらよいかと途方に暮れていました…
でも今回のお話を聞いて広い視野と情報キャッチすることで、家を建てるタイミングについて考えることが大切だと分かりました。
早速帰って家族と相談します!
ログハウス相談者
ログハウス相談者
代表 中川
代表 中川
よかったです!
大きな買い物なので迷うのは当然です。
そんな時はお1人で悩まず、お気軽にご相談ください。
その他ログハウスの魅力や特長について、お伝えしているページがありますのでこちらもぜひ合わせて読んで理解を深めてください。

 

Author Profile

中川信治
夢木香株式会社代表取締役

1988年ログハウスメーカー 夢木香株式会社を創業 。ログハウスをつくり続けて30年以上、建築数は900棟を超える。
ログハウス / 個性派住宅 / 店舗内装 設計施工・薪ストーブ販売など多岐にわたるサービスを提供。
お客様の夢や想いをカタチにするため、日々最新の素材や技術を積極的に取り入れ品質向上に努める。
日本ログハウス協会 特別賞・日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー 優秀賞など数々の賞を受賞。

夢木香株式会社代表取締役
中川信治

1988年ログハウスメーカー 夢木香株式会社を創業 。ログハウスをつくり続けて30年以上、建築数は900棟を超える。
ログハウス / 個性派住宅 / 店舗内装 設計施工・薪ストーブ販売など多岐にわたるサービスを提供。
お客様の夢や想いをカタチにするため、日々最新の素材や技術を積極的に取り入れ品質向上に努める。
日本ログハウス協会 特別賞・日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー 優秀賞など数々の賞を受賞。