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石置き屋根 と シダーシェイク

ジブリパークもののけの里には石置き屋根の小屋がありました。

石置屋根とは板貼りの屋根の上に石を置いて、板が風で飛ばないようにした屋根のこと。
石置き屋根が用いられていたのは主に江戸時代初期とのことなので今ではだいぶ珍しい屋根です。

 

当時の施工だと、定期的に板張りの屋根材を裏返したり取り替えたりして使用していたようですが、
こちらの建物はさすがにそういうわけには行かないので、ウエスタンレッドシダー葺きの上に飾りで石を置いていますね。
(確実ではないですが、現在の日本で防火対応の板貼りの屋根はほぼシダーが使われていますので多分そうです。。)

 

石を置いていないシダーシェイク貼りの屋根はログハウスにもよく似合います。
シダーシェイクは通常の板張りとは違い木を重ねて貼る貼り方で
見えてる部分より長い木材を先細りにカットして(裂いて)、細い方を上に順番に貼り付けていきます。
 

外壁に使用することもあり、先日イベントを行ったファイヤーサイドさんの内壁にも使われていました。

すごくかっこいいのですが、価格が高いのがデメリット…。

でも本当に海外みたいな建物になるので興味のある方は営業さんに聞いてみてくださいね。
無塗装だと新築時の茶色からグレーになっていきますが、アンティークになっても重厚感があります。

数年前にシーダーシェイクデザインの窯業系サイディングも出ました。
こちらだと気軽に雰囲気をとりいれられますのでマシンカットログの2階などにいかがでしょうか?