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もののけの里 の 丸太組

「ジブリパーク」日本の里山エリア「もののけの里」へ行ってきました。少し高台から全体の写真です。

手前にタイル貼りの乙事主様とタタリ神のオブジェ・奥にたたら場が見えます。

タイルのメーカーは色々混ざってますね。乙事主さんはすべり台になってますが、

お子様しか滑ることは出来ませんので残念でした。入口はお腹のあたりにあるようです。

たたら場の入口には物見やぐら。門はないので押し通る必要はなく、自由に出入りできます。

これ、ポストアンドビームとハンドカットログハウスですね!意外な出会いでした。

ダボや金物はつかってあるのかな?時代的には全部木組みで行きたいところですが今の建築基準法にのっとってつくるのであれば安全を考慮して、何か入れてある感じもします。一般的にログハウスといえばカナダやフィンランドのイメージが強いですが、日本でも正倉院など古くからログハウスは建築されていたんですよね~。

 

外周を囲う木柵も含め先端は外敵の侵入防止に尖った加工。

夢木香では手すりの木口にこの加工をするとき「鉛筆けずり」と言えば伝わるのですが正式名称はあるのでしょうか…。刺さったらなかなか痛そうです。

丸太をここまでピタッと合わせるのはやはり機械では難しいので、多分全部手加工ですよね。
ログハウスだとスクライバーというケガキ用コンパスを使って、丸太の形を移してチェンソーで加工するのですが、これはもしかして鋸とのみで加工したりしているのでしょうか?それともログ屋さんの仕事でしょうか?
ホゾや仕口の手加工をすることが少ない今の時代、手加工出来る大工さんは貴重ですね。

もののけの里は各建物の屋根も面白かったので次回に続きます。