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ハウルの動く城 と夢木香の動く家

ジブリパーク魔女の谷「ハウルの動く城」に行ってきました。

とても格好良かったです。鉄筋コンクリートと鉄骨造の混構造とのことですが、
原寸大の模型をスキャンしたりかなり特殊な建物です。

物語の世界を形にする技術はすごいですね。
最近だとプログラミングや3Dを使用した曲面状の建物も各地で作られているので
50年前だと作れなかったのではないかなと思いました。
全部特注部材ですよね~。ログハウス屋としては2階(?)の各お部屋の部分は木で作ってあるのか気になります。
写真だと全然伝わらないですが、下記の画像のように水蒸気が出ます&ちょっと動きます。

下記のバージョンとは形状が違うので再現されたのはお城が引っ越した後の形に近いですかね?

室内も含めて再現度合いがすごいのでジブリが好きな方必見です。
装飾たっぷりのハウルの寝室やアトリエ・もちろんカルシファーのいる炉もあります。

外の丘にはカブもいました。ここはphotoスポットになっていますね。

近くには紅の豚やラピュタのイメージの「飛行機乗りの塔」や「フライング・マシーン(子供限定)」があります。

内部は少し迷う感じの一方通行で、重い玄関ドアをあけて薄暗い居間から順番に見学。

外部デッキにも出ることができて、帰りは外部階段をおりていきます。

ちゃんとエレベーターも設置されていましたが、構造的になかなか車椅子での見学は難しい感じでした。

昔は作れなかっただろう建物が世界中にできているので
もっと未来が来たら歩いたり飛んだりする建物も作れるのかなって思うと夢がありますよね。

 

実は空中に浮く建物は日本でもすでに建築されています。TVなどで見たことがある方もいるのではないでしょうか?
地震を感知したらホバークラフトの容量でエアーを噴出して建物を数センチ浮かせる特殊工法。
基礎が2重になっていたり、家が動いても大丈夫なように様々なものを施工したり、かなりマニアックなシステムです。家の中にエアーポンプと配管が仕込まれます。
(最終的に採用にはならなかったのですが、検討されているお客様がいてメーカーの方とじっくりお話した経験あり)

 

でもよくよく考えるとログハウスもセトリングのある「動く家」なので様々な対策をしていますね。そういえばトレーラーログハウスも「動く家」でした。

他にも夢木香で販売しているもうひとつの「動く家」=スマートモデユーロもありますね。
 (こちらは現在仮設住宅としても実際に能登まで走っていきました。)
書きながら意外に色々動いてるんだなとふと気づかされました。

次回はハンドカットログハウス(実はジブリパーク内にあったのです)をご紹介予定です。