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スクエア―ダブテイル

こんにちは。
カナダ、Moore Log and Timber Homesの日本人スタッフの豪です。

面白いプロジェクトがスタートしたので紹介します!

ロシアへ送るダブテイルの家ですが、建物内に20mのプールがあり、とても大きいです!!
ダブテイルというのはログハウスのノッチの種類の一つで、
コーナーを鳩(ダブ)のしっぽ(テイル)のような台形に刻んで重ねていく方法です。
しっぽが外側に広がっているので壁が開くことはありません。
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そして今回は丸太ではなく角材で建てて行きますが、350mmx350mmの材料です!
マシーンカットのような洗練された角材にカナダならではの迫力を加えました。
(もちろん手加工ですが。)
この壁厚ではエナジーコードにも文句を言わせません。

こちらはなんだと思いますか?
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これは材料をを回すための木回しです。
材料がこれだけ大きいと簡単に転がせないのですぐに腰をいわしてしまいます。4

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新しい道具も購入しました!
マフェルというドイツの有名なブランドですが、とにかく精度が良い。
チェーンの遊びが少なく、切り口もとても綺麗です。
お値段は何と$8,000CAD! 日本円で¥720,000くらいです。

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そしてもう一つ。こちらは縦切り用でモーターが2つ付いています。
もちろん値段もダブルの$16,000CAD です。日本円で¥1,500,000くらいでしょうか?
でもどちらの道具も値段以上の仕事をしてくれます。

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材料をよく見ると上に実(さね)、下に溝があるのがわかりますか?
ビルダーさんならこの溝どうやって切っているのだろうと思うはずです。

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それもマフェル。いっぺんに幅115mm溝が彫れる溝切です。
でも結構重たい。

このプロジェクトは21段までログを積み上げるので、加工終了時にはみんなムキムキになっていそうです。
ログビルダーが違うビルダーになってしまいそうです。

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今回は角材ということで、同じ形のピースが沢山出てきます。
ですのでプラモデルのようにピース一つ一つ図面を描き、iPadで墨付けをしています。
ログハウスにiPad。時代も変わって来たと思いませんか?
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進行状況はまた次回のブログで紹介していきます!!