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魔女の宅急便 丸太のログハウス

ジブリパーク魔女の谷の一番奥のエリアに魔女の宅急便に出てくる「オキノ邸」があります。

オキノ邸は映画冒頭旅たちのシーンで出てくるキキの実家です。屋根がマンサードまた別でご紹介します)

オキノ邸のエリアの中にハンドカットログハウスがありましたのでご紹介します。

3m×5mと小さいですが、立派な丸太のハンドカットですね!樹種は米松。
もののけの里のブログでも登場したレッドシダーシェイク葺きの屋根ですね。

ノッチの組み方は最近ではめずらしいラウンドノッチを採用。映画に忠実に再現されています。

魔女の宅急便 にログハウスなんてあったかな?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
森の中のウルスラのログハウスというとぴんと来る方もいるのではないでしょうか?
こちらは映画が一緒なのでこの場所に設置されたのだと思います。


公式画像だと室内しかありませんでしたがこの建物です。

正面からみると木製のドアが建物に合っていますね。格子の窓にはジジがいます。
スタッフオンリーなので中は見ることができませんが、休憩室と少し水回りがあります。

三角の部分まですべて丸太のログ組で作られています。

これはログハウス用語(?)でゲーブルエンドというのですが、屋根がスライドするように細工が必要な建て方です。

丸太と屋根の間に少し隙間が見えますが、軒天の材料が差し込んでありますね。

裏側はこんな感じでシンプルに。9畳しかない小さい建物と思えないほどの存在感です。

基礎部分が石貼りになっていて基礎のコンクリートが見えないとかっこいいです。
通気の納まりなど検討事項はありますが、夢木香でもこだわる方はこだわるポイントです。

ウッドデッキも半割(たいこ挽き)の丸太を使用していて本格的でした。
まだ新築ですが、自然のアンチエイジングでより映画の世界のログハウスに近づいていきそうです。

せっかくなのでハンドカットログハウスの設計ポイントやノッチの種類・加工風景、
窓の納め方や電気の配線方法などのポイントもご紹介しようと思いましたが、長くなりましたのでまた次回に。

※追記 続きの動画は下記からどうぞ

ハンドカットログの窓納まり