カナダだより
2017/6/19

You Tube Video

こんにちは。
カナダ、Moore Log and Timber Homesの日本人スタッフの豪です。

ロシアのパートナー会社が先日送ったフレアーバットのフルログの建込みビデオを
You Tubeにアップしました。

https://www.youtube.com/watch?v=MMzJU7hAJtI&feature=youtu.be

動画のクオリティは「: )」ですが、
ロシアに日本の台持ち継ぎを使ったカナダのログハウスが建てられているのは面白いですね。

ロシアは今、ログハウスブームのようです。
どうやって見つけたのか、僕の個人的なFaceBookにもロシア人ビルダーの友達が沢山できました。: )
ログビルディングの技術もどんどん上がってきています。

数年前までは「カナダで20年前くらいにやっていた技術を使っている」
と冗談を言っていたのですが、今ではこちらから見ても「おぉ凄いな」という建物が沢山あります。

ロシアのビルダーはログビルディングの情報や技術にすごくハングリーでどんどん新しい事を吸収しています。
今はインターネットなどで簡単に世界の技術が見れるのも確かですが、その精神は見習いたいですね。
僕たちも負けてられません。

日本のログビルディングはカナダから伝わって日本の技術と合わさって発展してきました。
また、日本の技術がカナダのログビルディングに影響を与えたのも確かです。
それにロシアやほかの国の技術も合わせてもっともっといいものを作っていきたいですね。




2017/4/8

カービング

こんにちは。
カナダ、Moore Log and Timber Homesの日本人スタッフの豪です。

いつもお世話になっている日本人カーバーの河野氏に可愛らしいカービングを彫ってもらいました。
もともとビルダーだった河野氏は僕たちの大先輩でもあるのですが、
そのセンス、繊細な加工などまさに神業です。

リビングルームに立つ3本の柱にそれぞれカービングをしてもらいました。
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木の穴から顔をのぞかせるアライグマの親子、リスたち、そして柱のスカーフカットの上から下をのぞき込むウサギたちです。

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ログハウス=カービングというイメージは昔からありますが、最近はティンバーフレームの四角い柱などにもカービングを入れたりもするそうです。

こんな可愛らしい動物たちに囲まれて生活してみたいですね。




こんにちは。
カナダ、Moore Log and Timber Homesの日本人スタッフの豪です。

ログを乗せる「馬」が隠れてしまうほど積もった雪もすっかり溶けて、
ロシア行きのハンドカットが順調に進んでいます。
(ちなみに英語でもログを乗せる「馬」のことは「ホース」といいます。)

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雑誌などで見たことある方もいるかと思いますが、今回のロシア行きのプロジェクトは
根っこ材を交互に積んでいく「フレアバットスタイル」です。
根っこ材は棟木や母屋には良く使用するのですが、ログ壁に使用するとすごい迫力でしょう!
材料があまりにも大きいのでダイアモンドノッチで組んでいます。

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サドルノッチはノッチを受ける丸太の上の形が馬のサドル(鞍)に似てるからですが、
ダイアモンドノッチは何故か知っていますか?
ノッチを切った後がダイアモンドに見えるからです。

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乗る側のログにもスカーフを切らないといけないので仕事量は多いのですが、
スクライブラインがまっすぐなので、カットがとても楽です。
一発で切ってほとんどブラッシングなしでいけます。
この大迫力のスタイル、日本で建ててみたいですね。


スクライブの話が出たので、うちのスタッフみんなが使っているスクライバーを紹介しましょう。

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ギアヘッドというスクライバーです。
根元にギアが入っていて、上下同時に開くので水平器を合わせる必要がありません。
ペンも鍵の形をしていますが、くるくる回してもペン先は同じところから動かないので、
スクライブ幅は変わりません。
スクライブ幅を決定した後にプラムボードまで行って水平器を合わせなくていいのは本当に楽です。
何が一番良いって、やっぱり形がカッコいいですね!!
道具フェチの男ごころをくすぐります!




こんにちは。
カナダ、Moore Log and Timber Homesの日本人スタッフの豪です。

年末、Brianと一緒に日本へ行って来ました!!
Brianと中川さん、どんなに忙しくても一年に一回は顔を合わせての打ち合わせを
するようにしています。
今回も色々と良いお話しができました。

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こちら、打ち合わせの後テレビ塔をバックに歩いているところです!(名古屋名物?)


ちょうど日にちも合ったので、日本ログハウスオブザイヤーの授賞式にも参加してきました。
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日本のログビルダーの方たちとお話しできて楽しい時を過ごしました。
弊社のログ、今年はエントリーしていないですけど、来年は夢木香のスタッフさんと頑張って
ログハウスオブザイヤー取りますよ!

今回、夢丸さん(ログハウスマガジンさん)にBrianと中川さんの対談を企画して頂きました!
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中川さんは、現日本ログハウス協会の会長として、
Brianはカナダのログハウスメーカーの代表として
日本、カナダ双方のログハウス業界の現状や未来について熱く語ってもらいました。
1月末のログハウスマガジンに掲載される予定ですので、是非、購入して見てください!

僕たちが留守中、アボッツフォードではすごく雪が降ったようです。
帰ってきたらそこら中にまだ雪が残っていました。

今年も色々とブログにアップしていきたいと思いますので、皆様、どうぞよろしくお願いします!




こんにちは。
カナダ、Moore Log and Timber Homesの日本人スタッフの豪です。

今回はログハウスの内容じゃないのですが、カナダらしい話題をします。

・・・ブログ更新、前回から少し空きましたが、釣りばっかりしてたわけじゃないですよ!
仕事が忙しかったんですよ!


サーモンフィッシングは毎年7月から川がオープンします。
隣町まで30分ほど走ると釣れるポイントがいくつもあるので、時間がある時にちょっと行ってきたりします。

river

サーモンフィッシングはスポーツフィッシングとして州が管理しているので、ライセンスが必要です。

また、その年によって上がってくるサーモンの数が違うので、種類によってはリリースしないといけないサーモンや持って帰れる数が規定されたりしています。

針も返しがついていると違反で、ファイト中はなかなかの緊張感があります。

この辺りにはたくさんの種類のサーモンが上がってきます。
キングサーモン、銀鮭、紅鮭、白鮭、カラフトマス、スチールヘッドなどです。

先日、キングサーモンが釣れました!
魚が掛かると「Fish On!」と叫んで周りの釣り人に掛かっていることを伝えます。
そうすると周りの人は釣れている人の邪魔にならないようにするマナーみたいなものがあります。

顔出しで恐縮ですが、写真を見てもらうとキングサーモンの大きさがわかると思います。

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こちらは白鮭。
北海道に上がってくる鮭と同じ種類で、イクラがおいしい!
日本に出回っているイクラはほとんどがこのイクラらしいです。

shiro-sakes

ikura

もうシーズンも終わりかけで寂しい限りですが、夢木香のログハウスはこんな所から送られています!

‥ちょっと強引なまとめ方でしょうか? :)





2016/10/5

木について

こんにちは。
カナダ、Moore Log and Timber Homesの日本人スタッフの豪です。

Moore Log and Timber Homesで建てるログハウスはほとんどがウエスタン・レッド・シーダーを
使っています。
ウエスタン・レッド・シーダーはカナダ西海岸の沿岸部に多く生息し、
ブリティッシュ・コロンビア州の州木にもなっています。

その昔、ネイティブ・インディアンが住宅や、カヌー、トーテンポールを作っていたことは有名ですね。
耐久性が高く、木目も美しいのが特徴です。

ボスのBrainのこだわりで、本人が直接一本一本選木に行きます。
4、5か所、ソートヤード(木の仕分け業者)を知っていてそこに買い付けに行くのですが、
各業者さんとの付き合いも長いので、Brianのために良い木を取っておいてくれたりします。

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樹齢100年くらいから200年以上の木を使用しますが、ものによっては年輪が1mm以下!
なんて木もあります。
目の詰まっている木は耐久性が良いだけじゃなく、加工もしやすいんですよね。
年輪が荒いと刃物も立たないし、加工精度にも影響してきます。

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樹齢200年の木が生まれた時の世界を思うとロマンを感じますね。



こんにちは。
カナダ、Moore Log and Timber Homesの日本人スタッフの豪です。

A様邸ポストアンドビームの加工、進んでいます!

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このブログを読んでいる方ならすでにご存じだと思いますが、
ポストアンドビームとはログハウスの種類の一つで、丸太を横向けに積んでいくのではなく、
丸太をポスト(柱)とビーム(梁)として使用して建てるログハウスです。
ちょうど、日本の在来工法と似た建て方になります。

在来工法での、四寸角(120mm)や三寸五分角(105mm)の材料の代わりに
平均直径15インチ(380mm)の材料を使用するのですから、迫力は満点です。

建て込みするときなんかは近所の人がみんな見に来るので、鼻高々なんですよね。
自分の家じゃないのに。

弊社には日本人スタッフがいる事を有効に活用し、木のつなぎ目である仕口や継ぎ手には
結構日本の技術を使ったりしています。
ポストアンドビームの家は、日本の木造建築技術をカナダのウエスタン・レッド・シーダーに
使用した贅沢な建物なのです。

また、カナダという国の性質柄、スタッフは色んな国の職人が来ています。
ですので、箇所によっては日本の技術だけではなく最良の方法を選択して加工しています。


マニアックな方のために、テクニカルな情報はまたアップします。: )


こんにちは。
カナダ、Moore Log and Timber Homesの日本人スタッフの豪です。

A様邸 ポストアンドビーム ログ加工図面始めました。

図面作成にはAutoCAD Architectureを使っていますが、こんな感じで作成しています。

コンピュータ上で実際の大きさのログハウスを3Dで作成して、
構造の確認や間仕切りのためのフラットカットなど細かいところもチェックしていきます。
そして作成した3Dモデルから平面図、立面図を描き出します。
そうすることによって図面の整合性が保てるので、平面、立面で図面が違うということもありません。
こうやって作成した図面を夢木香さんのスタッフと何度もやり取りをして仕上げていきます。

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3Dで描いた図面は、躯体の情報をすべてリストとしてExcelにも書き出せるので、
材料の拾い出しやプロジェクトの管理にも役立ちます。
また、加工スタッフが図面を把握するスピードもずいぶんと違いますし、
一番のメリットはお施主様にビジュアルで建物を見て頂けることです。

普段お客様に出しているのとは違う形式ですが、こんな感じのものをお見せしています。

中央のスタートボタンをクリックすると3Dのローディングが始まります。
その後、カーソルが手を開いたマークに代わりますので図面をくるくるしてください。



次はあなたの夢のログハウスをデザインします!



こんにちは。
カナダ、Moore Log and Timber Homesの日本人スタッフの豪です。

先日、フランスへ送るフルログ2棟が(ほぼ)完成しました。

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一年のうち1か月ほど使用する別荘になるらしいです。

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奥の開口のアーチカットの横に四角い穴がありますが、
ここに頭を240㎜角にスカーフカットした丸太ポストが立ちます。

穴はポストの頭よりも深く掘ってあって、壁がセトリングしても良いようになっています。
もともと重量を受ない飾りのポストなので、セトリングジャッキも必要ないのです。



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2階の床組みの様子。

真ん中の梁のフラットが一段たかくなっています。

ここを小梁と同じ高さにしてしまうと材料が半割になってしまうので、
2階のポストなどを受けるには不十分です。
また、実際の建込みでは下の梁とティンバースクリューでつないで、さらに梁の強度を高めます。
ちなみにこのフラットは下のフラットに、天井材、根太を入れると上端がツラになるように計算してあり、捨て梁を通して貼れるようになっています。

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この腰かけ蟻は特別で、受け側の桁の上のフラットがL字になっています。
このフラットを普通に切ってしまうと材料の反対側の垂木の乗る勾配のフラットが
小さくなってしまいます。

勾配のフラットには垂木を置く前にスペーサーと言って天井材と同じ(実際はちょっと大きい)
厚みの材料を打ちます。

そして垂木が乗った後に天井材を差し込むのですが、フラットが小さいとその差し込む幅が
なくなってしまうのでそれをを防ぐためです。(苦労した経験あり)

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開口の下のシルログ(一番下のログ)は切らずにつないだまま送ります。
建込み時にラインナップしやすいようにです。
そしてすべてが立ち上がった後切り落とします。

切り落とすとき基礎まで切ってしまわないように、切るラインには下から丸のこで
材料の半分くらいまで切り込みを入れておきます。


以上、フルログのちょっとしたテクニックでした。
ちょっとマニアックでしたが、こちらで準備できるところはなるべく準備して
建込みや造作がスムーズにできるようにしています。


こんにちは。
カナダ、Moore Log and Timber Homesの日本人スタッフの豪です。

夢木香のハンドカットログハウスはこんなところで作っています。

Moore Log and Timber Homesのヤードです。

_DSC4915

奥に見えているのはMt.ベーカーで、高さは富士山より少し低い3,286mもあるんですよ。
山は実際アメリカ側に立っているのですが、みんな勝手に町のシンボルだと思っています。
左側では、フランス行きのフルログを2棟刻んでいます。


こちら、ソーミル(製材機)を紹介します。

_DSC4897 _DSC4904

うちのヤードには2基設置していて、特にフルログのルーフシステムやポストアンドビームに活躍します。
日本の製材機は材料が台に乗って動くのに対して、これは材料を固定してバンドソーやプレーナーの方を動かします。
ですので、丸太の中腹にスカーフを切ることも簡単にできるし、精度も良く、1mmも狂わず矩(90度のこと)を出すこともできます。
だから前回のブログでご紹介したような複雑な加工も隙間なく作ることができるのです。

_DSC4898

僕がログを始めたころは全部手(チェンソー)で切っていました。
それはそれで楽しんでいましたが、こういう所を効率化させると他のところに手間と時間をかけられるので、もっと家のクオリティを上げることができるのです。


こんにちは。
カナダ、Moore Log and Timber Homesの日本人スタッフの豪です。
今回、“カナダだより”というタイトルで夢木香さんのスタッフブログ集に参加することになりました。
カナダのヤードの加工風景やテクニカルな情報などをここ、ブリティッシュコロンビア州アボッツフォードからお届けします。

さて、記念すべき第一回目ですが‥
昨日、S様邸の仮組みをしました!

 

_DSC4294 _DSC4305

 

_DSC4308 _DSC4312

 

 

ご覧ください、この目の詰まった最高級のウエスタン・レッド・シーダーと美しい加工を!!(営業口調)
この部分は建物の正面の屋根になります。
丸太で隅木を作るとやっぱり迫力がありますね。
一般住宅でここまでさせてもらえるところはあまりないので、楽しんで加工させていただきました。

お施主様にもきっと喜んでもらえると思います。

夢木香のビルダーさん、後は任せました!:)

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